株式会社セブンスカイの成り立ち

私の居場所は、昼間にはなかった

私が他の人と違うと気付いたのは、高校生の時でした。幼いころに両親が離婚。経済的には苦しく食べるものにもありつけない状況だったので、新聞配達や弁当やでアルバイトをするなどして家計を助けていました。ところが自分が「体は男性だが心は女性」と言うトランスジェンダーである事を自己認知し、更に「ここに自分の居場所はない」と感じて高校を中退・地元の高知で水商売を始めました。そんな中、誰かの下で働くのではなく「自分で経営をする事」も私らしい生き方が出来る道だと思うようになり、将来の独立を目指し手に職をつける事を決意しました。母と姉が看護師だったこともあって「どうせ手に職をつけるなら、母や姉のように悩んだり苦しんだりしている人を助ける仕事がしたい」と考え、看護師を目指すことに。
しかし「戸籍の性と見た目が一致しない」と言う理由で、看護学校への入学すらできませんでした。「私の居場所は、昼の世界にはないのか」と、私は絶望を感じずにはいられませんでした。

介護の世界に救われた

そんな私を受け入れてくれたのが介護の世界でした。介護学校や施設で知り合った人たちは、私の見た目や過去を気にすることなく、ありのままを受け入れてくれました。「またここにいていいんだよ」そう言ってもらえた気がしました。かつての私のように居場所を見つけられていない人のために、そして私の居場所を作ってくれた「自分らしく居られる場所を次の人にも提供したい」そのためにはどうしたらよいのだろうと考える日々。元々「経営に挑戦したい」という思いもあり、私が選んだ道は、大手介護チェーンのフランチャイズとして介護施設を作る事でした。2010年からフランチャイズの下で施設の運営ノウハウを身に付けた後、2015年に独自の施設を立ち上げ。画一的なサービスを提供するのではなく、少人数制にこだわり利用者一人ひとりとその家族、そしてそこで働くスタッフが「安心して生活し自分らしく生きる」ことを実現する。そんな理想の施設を目指して「デイサービス・ひまわり亭」をスタートさせ、現在はそれぞれ徳所の違うデイサービスひまわり亭・デイサービス咲くよひまわり亭・訪問介護ひまわりの華を運営しています。

想いや願いが晴れ渡った空までも届き渡り、
いつしか空に輝く7色の虹になるように、
また会社がいつまでもキラキラと輝き続けたい

株式会社セブンスカイ
代表取締役 葛󠄀目奈々
2010年に株式会社セブンスカイを設立。
高井戸を拠点とし、介護事業を行う。
2021年事業展開で新宿地区に新しい事業所を開設。